アイザック

1991年、佐久臼田警察署隣の臼田教会に日本語学校を週1回開設、
講師を務める西葡両語の話せる日本人教諭を介し、佐久地域にくらす外国人
と日系人の生活実態を調査、これが若月先生の開設許可を得た月1回の
外国人健康相談室開設@佐久病院に
(伊澤院長も相談室メンバーのひとり、この日本人教諭は教え子の女性とご結婚)

ここで得た佐久各地の女性たちの固定電話番号を以下の女性ケースワーカーら
に渡し、母国語で労働者女性たちの「医職住」の悩み相談を受け、
上田カトリック教会で記者会見したのが、佐久上田地域の外国籍県民初の実態調査に

比国から穴田久美子とRさん来日、Rさんは当時フィリピン大学大学院生、
祖父がマグサイサイ賞受賞者で、若月先生が彼女の来日ヴィザ取得の書面にサイン

タイから来日したPさんと一緒に3人で合宿、わが家を根城に電話で女性同士の
悩み相談、生活相談健康相談を受け、日本語学校を紹介、次第に実態が明らかに

冬季五輪を控えた地域変動を92年秋の日本国際保健医療学会@秋田などで発表

93年春、タイの国会議員団の視察受け入れ、HIVの感染実態などは守秘しつつ、
96年以降のタイ人僧侶の来日、八千穂から長野市善光寺まで「頭陀修行」実現へ

http://irohira.web.fc2.com/11BukkyouNow.htm

記事にある任意団体アイザックは96年以降現在まで、佐久地域に医学生
看護学生を受け入れ、農作業、機織り、介護実習、などの合宿研修に取り組む

この間に来村した学生約2000名のうちの1割、約200名は海外実習へ
(比国レイテに150名、バングラデシュの仏教孤児院に100名、重複ほぼ50名)


アイザック(佐久地域国際連帯市民の会)綱領:

(1)欧米のみならずアジアなどの近隣諸国との国際交流に努める
(2)外国籍住民の“医職住”の生活相談にあたる
(3)佐久地域の街おこし、村おこしにとりくむ

私たちは外国人の「医職住」に関する権利を守ることを目的として集まった
民間のボランティアです。私たちは様々な市民、弁護士、医師が集まっています。
もしあなたが雇主に虐待されたり、仕事をクビになったり、賃金を払って
もらえなくなったり、売春を強要されたりしたら、また医者にかかるのが
不安だったり、アパートが見つからなかったりしたら、
私たちに電話して下さい。電話での相談は無料です。
(1991年、8ヶ国語表記)

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