緑いっぱいの病院目指し植樹

開院の医療センターに900本

信濃毎日新聞 2014年5月2日

県厚生連佐久総合病院(佐久市臼田)と佐久総合病院労働組合は1日、
3月に開院した同病院佐久医療センター(同市中込)で植樹祭を開いた。
職員たちが市内の森で拾った種から育てた苗木を中心に約900本を、
約320人でセンター全体に植えた。

佐久医療センターは、「病院に森をプロジェクト」の名で緑豊かな病院を
目標にしている。
将来は約8千本の木を植え、佐久地域の自然に近い森を再現しようとしている。

一昨年11月に佐久市春日の「春日の森」でミズナラの実やモミジの種などを
拾って育て、この日、苗木を植えた。

開会式で、センターの渡辺仁院長(53)は「きょう植えた木とともに、
センターや職員の皆さんが成長できるよう、思いを込めて植えましょう」
とあいさつした。

看護師の高野若葉さん(22)は今年4月に佐久総合病院に就職した。
「病院も、木も私も1年生。
お互い頑張ろうという気持ちを込めて植えました」
と話していた。

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