8月24日  バルアWHO医務官に若月賞  都内で「祝う会」開催

     「日本医事新報」  2012年9月1日

 写真キャプション:登壇したバルア氏は、若月氏との思い出を語りながら、
「日本は私の第二のふるさと、自分の基礎をつくった国」と延べ、
「25年後の日本」のために今から自分ができることを考えようと呼びかけた


保健医療分野で草の根的活動をしている人に贈られる「若月賞」の
第21回受賞者となったWHO世界ハンセン病対策プログラムチームリーダーの
スマナ・バルア博士を祝う会が8月24日、都内で開かれた。

バングラデシュに生まれたバルア氏は、日本で外国人労働者として働く中で
佐久総合病院の若月俊一院長(当時)と出会い、地域の中で働くことを決意。

医師となり、途上国で保健医療活動に従事してきた。

祝う会には厚労省の幹部や国会議員が駆けつけ、日本でも毎年講演活動
を行っているバルア氏の業績と人柄をたたえた。

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