「医療が滅ぶ 命の沙汰も金次第でいいのか」

◆◇ 市民社会フォーラム第34回例会◇◆
 色平哲郎(いろひらてつろう)講演会
「医療が滅ぶ 命の沙汰も金次第でいいのか」

日時 2月19日(日)14時〜16時40分(13時30分開場)
会場 兵庫県民会館10階会議室「福」
    *JR・阪神「元町」駅より徒歩7分
    *地下鉄「県庁前」駅東1・2出入り口
    *市バス「県民会館前」下車すぐ
    TEL.078-321-2131
    地図 http://hyogo-arts.or.jp/arts/kenminmap.htm
参加費(資料代込み) 500円
協賛 庶民のネットワーク http://www.eonet.ne.jp/~lullaby/

 またもや負担増…。政府は医療費抑制を至上命題に、高齢者の窓口負担増、入 院患者の食事・居住費の自己負担化、「生活習慣病」の自己責任化、国の責任を放棄する保険の都道府県単位化、などを盛り込んだ医療制度改悪法案を強行しようとしています。
 すでに「混合診療」が導入されることで、医療の市場化も進んでいます。このまま
では、「いつでも、どこでも、安心してお金の心配なしに受けられる」国民皆保険制度が崩壊し、「命の沙汰も金次第」の医療に変質してしまいます。
 政府がすすめる医療の総枠抑制の政策を批判し、先進国でも異常に低い公的医療費の総枠拡大を目指す展望について、学習・交流します。

報告(1) 医療制度「改革」を批判する
  市民社会フォーラム事務局

  日本の医療費は抑制しなければならないのか?医療制度に関する疑問も解説しながら、先進国並みの医療費水準を目指すべき根拠について報告します。報告(2) グローカルに日本の医療制度を問う  色平哲郎 長野県南佐久郡南相木(みなみあいき)村診療所長  医療費が全国で一番安い長野県の地域医療に携わるというローカルな視点と、発展途上国から先進国への看護師流入というグローバルな問題提起も絡めて、 医療制度改悪についてコメントいただきます。◆色平哲郎(いろひら てつろう)さんプロフィール◆ 内科医、1960年神奈川県横浜市生まれ。東京大学中退後、世界を放浪し、医師を目指し京都大学医学部へ入学。90年同大学卒業後、長野県厚生連佐久総合病院、京都大学付属病院などを経て長野県南佐久郡南牧(みなみまき)村野辺山へき地診療所長。98年より南相木(みなみあいき)村診療所長となる。外国人HIV感染者・発症者への「医職住」の生活支援、帰国支援を行うNPO「アイザック」の事務局長としても活動を続ける。こうした活動により95年、タイ政府より表彰を受ける。現・u檮ン、長野県東南部、人口1300人の南相木(みなみあいき)村(鉄道も国道もない山の村)に家族5人で暮らしている。  著作は『大往生の条件』(角川新書 03年1月)、『命に値段がつく日 所得格差医療』(中公新書ラクレ 山岡淳一郎氏と共著 05年6月)など。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−◆◇プレ企画 色平哲郎(いろひらてつろう)さんを囲む会◇◆ 例会に先立ち、色平さんを囲みフランクな交流会を開催いたします。日時 2月18日(土)20時〜会場 春貴ビル4F    *阪神・JR「元町」駅前海側を線路にそって東へ6・7軒      рO78−334−0623)参加費(お茶代込み)1,000円要事前申し込み   ●お申し込み・お問い合わせ先 NQC41966@nifty.com(市民社会フォーラム) ※例会は事前申し込みなしで参加いただけます。市民社会フォーラムHP http://homepage3.nifty.com/civilsocietyforum/


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